湘南高校テニス部

厳しい練習の中で、テニスを通し、仲間を想い、何より自分を大切にできる人になることを目標にがんばっています!

練習試合 @秦野曽屋

10月9日(土)に秦野曽屋高校さんで、4校リーグを行いました。

ハードコートでの実戦でしたが、非常に考えさせられる練習試合となりました。

団体戦は、個人戦と違い、出場する選手のプレッシャーが大きい分、やりがいも大きいです。

ですが、「自分はこういうプレーをしたい」など、「個人の目的」を遂行するような、個人戦とは異なります。

時には、「自分を捨てる」覚悟をしなければなりません。

例えば、自分は、パワフルなショットを打って、相手からポイントもぎ取ってくるプレーヤーだとして、その日の調子が悪いとしましょう。

個人戦であれば、「今日は調子が悪かった」と言って、自分のプレースタイルを貫き通すことができるかもしれません。

しかし、団体戦では、自分が調子が悪かったから、といって、負けてしまうと、チームを危機に追いやります。

そんな時、自分のやりこと(プレースタイル)を貫いたせいで、自分の満足感は得られても、チームが敗北してしまったらどうでしょう?

あと1球、ただ返していれば、相手がミスってくれて勝てたかもしれない。それは、自分のプレースタイルを捨てることになるかもしれない。

それでも、自分が勝てば、次に進めるし、チームも勝ち上がっていける。団体戦は、何より、「個の勝利の積み重ね」なのです。

それでも、負けることはあるでしょう。でも、チームのために自分を最後は捨てて、戦い抜いた選手に、誰が、負けたことを責めるでしょうか?

団体戦は、非常に辛い種目です。だからこそ、出場する選手は、最後には自分を捨てる覚悟を持って欲しいのです。

でも、決して1人で戦っているわけではなく、サポートしてくれている仲間がいて、ご飯を作ってくれるご両親がいて、応援してくれる仲間がいる。

だからこそ、団体戦は面白いのですから。この大会を通して、湘南高校のみんなが、今より一回りも二回りも本当の意味で強くなってくれることを心から望みます。

一緒に頑張りましょう!

 

保護者の皆様

土・日と練習試合を行うにあたり、ご家庭にはご迷惑をおかけしていることだと思います。本当にありがとうございます。

また、応援に来ていただいた保護者の皆様、朝早くからありがとうございました。

団体戦も、今週の土曜日以降にずれてしまいましたが、しっかりと準備をする日がまたもらえたと思い、いい結果が出せるよう、努力させていただきます。

今後とも、引き続き、ご協力のほどよろしくお願いします。